本作品の場所は現在の東京都墨田区向島から墨田川対岸から水神社(現在の隅田川神社)の鎮守の森のを描いたものとされています。対岸には場渡船場があり、その辺りが桜の名所としてなっていた景勝地の真崎でした。 作品全体的に淡く柔らかな色合いで構成されており、大きく描かれた八重桜の花びら一枚一枚もとても丁寧に描かれています。 因みに、同シリーズにある「真崎辺より水神の森内川関屋の里を見る図」とは対岸から見た図で、共に「名所江戸百景」でも人気の作品です。
通常の大判サイズです。全プランでレンタルいただけます。
浮世絵専用額について 現代絵画と縦横比が異なる浮世絵が美しく見えるよう計算された専用額です。浮世絵を際立たして見せることのできる木製の「黒塗り」の専用額に入れてお送りします。柔らかな雰囲気の場所に適した「白木」の額も用意しておりますので、こちらをご希望の場合は、ご注文時にご指定をお願いいたします。
[浮世絵サイズ] ・34.6 × 22.6 cm
[額サイズ] ・40cm×55.5cm×2.5cm ・約1.6kg
歌川広重
名所江戸百景