堀切の花菖蒲

広重晩年の大作であり、当時のベストセラーとなったシリーズ「名所江戸百景」からの１枚です。本作品の場所は現在の東京都葛飾区堀切あたりにあった花菖蒲を描いたものとされています。江戸時代はこの辺り湿地帯があったため、花菖蒲の栽培に適した土地だったといわれています。江戸からは舟で隅田川を下ると行くことができましたため、江戸庶民に愛されていました。
5月〜7月ごろに咲く菖蒲の花は、「勝負強くなって欲しい」といった想いから、5月5日の端午の節句に欠かせない花としても有名ですよね。

サイズ：大判

2枚目以降、こちらの作品に交換するには、別途交換費用 5,500円（税込） がかかります。