江戸日本橋から京都までの間に設けられた53の宿駅を描いた歌川広重の人気シリーズ「東海道五十三次」です。本作品の場所は現在の愛知県豊橋市あたりを描いたものです。猿ケ馬場あたりは小松が多く生えている景勝地でした。街道沿いには柏餅が人気の茶屋がありました。作品にも「名物かしわ餅」の看板がしっかり描かれていて、ちょうど旅人も買い求めているところです。手前の女性は瞽女(ごぜ)と呼ばれた盲目の女性たちで、諸国を廻りながら、三味線や唄などを生業に旅に暮らしていました。
通常の大判サイズです。全プランでレンタルいただけます。
浮世絵専用額について 現代絵画と縦横比が異なる浮世絵が美しく見えるよう計算された専用額です。浮世絵を際立たして見せることのできる木製の「黒塗り」の専用額に入れてお送りします。柔らかな雰囲気の場所に適した「白木」の額も用意しておりますので、こちらをご希望の場合は、ご注文時にご指定をお願いいたします。
[浮世絵サイズ] ・22.6 × 35.3 cm
[額サイズ] ・40cm×55.5cm×2.5cm ・約1.6kg
歌川広重
東海道五拾三次