ぼんぼん

「金魚づくし」は、歌川国芳によって描かれたシリーズです。金魚にカエルやカメなどの生き物を擬人化し、愛らしく、ユーモアたっぷりに描いています。本作品は、江戸の夏の風物詩ともいえる「ぼんぼん(盆盆)」いわゆる「盆唄(ぼんうた)」の様子が描かれています。みんなで手を繋ぎ江戸の町を練り歩いた様子が伝わってきますね。大人も子供もカエルも一緒になっている様子は、どこかほっこりします。
団扇(うちわ)をよく見ると、金魚などをすくう「すくい網」になっているのもとてもユーモラスですね。

サイズ：中判

2枚目以降、こちらの作品に交換するには、別途交換費用 5,500円（税込） がかかります。