草津 名物立場

江戸日本橋から京都までの間に設けられた５３の宿駅を描いた歌川広重の人気シリーズ「東海道五十三次」です。本作品の場所は現在の滋賀県草津市あたりを描いたものです。草津は東海道と中山道との分岐点であり、琵琶湖の交通の要所でもあったことから有数の宿場として栄えていました。
作品では名物を販売する「うばがもちや」（餅屋）と、餅を食べ休憩する人たちの様子が描かれています。手前の道が東海道で、早駕籠と荷物担ぎが忙しく行き交っていますね。

サイズ：大判

2枚目以降、こちらの作品に交換するには、別途交換費用 5,500円（税込） がかかります。