歌川広重

四季を意識した豊かな風景画、詩情溢れる花鳥画を描いてきた人気絵師で、北斎のライバルとも言われていました。最晩年に手がけた一大連作「名所江戸百景」では、江戸の風景を、独特の視点と豊かな感性で描き出しています。このシリーズにある「大はしあたけの夕立」「亀戸梅屋敷」は、印象派のゴッホが模写したことでも知られています。